こんにちは、長尾シェンと申します。年齢は30歳です。
私は今、妻と3人の子供(息子2人、娘1人)という愛する4人の家族に囲まれながらも、文字通り「人生のどん底」にいます。
働き盛りのはずの30歳。なのに、心の病(うつ病)により、3度の退職を経験。そして現在無職。
「子供が3人もいるのに、自分は一体何をやっているんだろう」「なぜこうなってしまったんだろう」
毎日、先が見えない不安に押しつぶされそうな日々を過ごしています。
今日、このブログを立ち上げたのは、自分のこれまでの軌跡や気持ちを整理し、少しでも前に進んでいきたいと思ったからです。
そしてもう一つ。 仕事が原因で、私のように心を壊してしまう人を一人でも減らしたい。そう思ったからです。
3人の子供に恵まれ、未来に期待を持ち、家族の為に頑張ろうと思っていた私が何故、負のループから抜け出せなくなってしまったのか。
その生々しい現実をお話しします。
1.残業200時間、怒鳴られる毎日。私の心を壊した大手建築設備会社での施工管理
大学を卒業し、私は大手建築設備会社(いわゆるサブコン)へ入社し、施工管理の道へと進みました。そこで待っていたのは、それはまぁ苦しい毎日でしたと胸を張って言えます。
- 毎月100〜200時間は当たり前の残業(超える月もあり、家に帰れない日も多数)
- 分からないことを聞けば怒鳴られ、ミスをすれば吊るし上げられる恐怖
- 週1日の休みすら、プレッシャーで心から休まる日は皆無
- 絵に描いたようなパワハラ、モラハラの嵐
- 自分の要領の悪さに嘆く日々
- 優秀な後輩が入ってくることへの焦り etc…
それでも、ありがたいことに3人の子供にも恵まれ、「家族のために、何が何でも我武者羅に頑張るぞ」と心からそう思っていました。 また、給料が良かった点も当時の私の大きなモチベーションでした。
しかし、入社から6年程たった時、所長の補佐役としてとある現場に配属されたのですが、そこでの所長との出会いが、なんとかつなぎとめていた私の心を粉々に砕くことになります。
毎日のように、これまでの比にならない程、他人にここまで怒れるものなのかというくらい怒鳴り散らされ、私は完全にサンドバッグ状態でした。 私が要領が悪いのもありますが、周りから見ても異常だったと思います。
さらには高頻度での飲み会へ強制連行。私の業務が終わっていなかろうが関係ありません。 飲みの席では、説教から始まり理不尽にキレられたり、酔って他のお客さんに絡むのを止めたり等、当たり前に何も楽しくはありませんでした。 でも、もし断れば翌日から仕事に響くため、行くしかありませんでした。
1.キャパオーバー・経験の無い仕事を振られる
↓
2.間に合わない・分からない(質問をしても)・間違えると怒鳴り散らされる
↓
3.業務が残っていても飲み会へ強制連行
↓
4.さらに業務が間に合わなくなり、翌日また吊し上げられる
今考えると本当に腹が立ちますし意味がわかりません。
当時、上司にも相談をしましたが「耐えて頑張るしかない。」と言われただけでした。
そんな日々が半年続いた頃、私の体は本格的に悲鳴を上げました。不眠、暴飲暴食、止まらない発汗、気力や意欲の減退、原因不明の発熱等。そして最低なことに、心の余裕を失った私は、大切な妻や子供たちに対して怒りやすくなってしまっていました。
見かねた妻に連れられて行った心療内科での診断は、やはり「うつ病」。
「ここまでよく頑張ったね。ありがとう。頑張らせすぎてごめん。一回休もう。」
そう言ってくれた妻の言葉をきっかけに、私は逃げるように会社を退職しました。
約7年程勤めました。
しかし、ここで終わらないのです・・・
2.「転職の焦り」がさらなる地獄を呼んだ。うつ病再発のループ
退職後、4カ月ほどの療養・無職期間を過ごしました。
「子供が3人もいるのに、自分は何をしているんだ」という焦燥感。それとは裏腹に、何もできない・する気力が起きない自分への怒り。 親を含め、まわりからの目も痛かったです。
いよいよ、心が治りきっていない状態で、「これまでのキャリアと資格を無駄にしたくない」「子供たちを養わなければ」という焦りから、同業の小さな会社へ無理やり転職してしまいます。ここから、私の「負のループ」が始まりました。
【2社目】重症喘息での休職、復職、そして突発的な退職
2社目は前職のような酷いパワハラはありませんでしたが、給料は結構下がりました。 とにかく「家族のため。」それだけを思い働きました。
しかし、入社半年程たった頃、詳細は省きますが、「重症喘息」にかかります。 さらに副鼻腔炎の手術(全身麻酔)が必要に。 麻酔科の医師から「喘息のせいで手術中に窒息死する可能性がある」と言われ、八方塞がりな状況でした。息がしずらく、ものすごくしんどかったのを覚えています。

この治療のために約2カ月間休職することになりましたが、会社側からは本当に病気なのかを疑われたり、繁忙期ゆえの嫌味を散々言われたりしました。 申し訳なさと焦燥感で、心がすり減っていくのを感じました。
結果的に重症喘息と副鼻腔炎の治療はうまくいき、体は復活しましたが、心はどんどん落ち込んでいました。
なんとか復職したものの、私への接し方は冷ややかなものでした。
業務上のミスも増え、かつてのうつ病の症状が再発していきました。
家族のために頑張りたいのに、心は「ここから逃げ出したい」という気持ちでいっぱいに。
結局、復職から1カ月程経った後、私は「退職代行」を利用して突発的に退職をしました。
9カ月程での退職となりました。
【3社目】焦りからの即入社。当たり前のドクターストップ
「早く働かなければ」という焦りから、妻の反対も押し切り、期間を空けずにすぐ3社目の同業他社へ転職しました。 今回は詳細は伏せますが、これまた最悪な会社だったのです。
入社から3カ月が経ったある日、ついに通勤電車の中で体が動かなくなってしまいました。「なんて自分は弱いんだ。死にたい。」と駅のホームから妻に泣きながら電話をし、そのまま病院へ。
下されたのは再び「うつ病」の診断と、医師からの絶対的なドクターストップでした。入社間もなかったため休職期間はわずか1カ月。 復職許可は出ず、会社から退職を促され、今に至ります。
4カ月程での退職となりました。
3.人生をかけた失敗から学んだ、3つの教訓
うつ病の再発、そして3度の退職。
ボロボロになりながら、私は人生をかけた大失敗から「3つの痛烈な教訓」を学びました。
教訓1:月並みな表現だけど焦って行動しても、いいことはない。一度立ち止まる勇気が必要。
教訓2:うつ病という病気から逃げずに受け入れてしっかり向き合う。
教訓3:「環境」は、人生を左右する。絶対に慎重に選ぶべき。
① 焦りは盲目。エージェントの忠告を無視した代償
実は私は、2社目も3社目も「転職エージェント(転職サイト)」を利用していました。つまり、プロのサポートを受けられる環境にいたのです。
しかし、「早く仕事を見つけなければ」「家族を養わなければ」という猛烈な焦りから、2社目も3社目も1社しか受けずに即決してしまいました。
(ちなみに、1社目も就活で一番最初に決まったから・早く就活を終えて卒業まで遊びたいからという理由で即決したのを思い出しました。。。)
当時、担当の転職エージェントさんからは、

「もっと多くの会社を見て比較するべきです。焦って決めるのは危険ですよ」
と何度も何度も言われていました。しかし、当時の私は完全に聞く耳を持っていませんでしたし、うつ病のことも隠していました。
結果として、30歳で2回も転職を繰り返し、どちらも1年足らずで辞めることになりました。焦った結果、さらに自分の首を絞めることになってしまったのです。
② 完璧な環境(職場)はなくても、リスクを減らすことはできる
仕事という「環境」は、人生の大半の時間を占める場所になりえる所です。 だからこそ、絶対に慎重になるべきです。
世の中に「完璧に自分に合い、嫌なことが1つもない職場」なんて存在はしないと思います。しかし、その「リスク」を減らす努力は出来るはずなんです。
うつ病である自分をどこか認めたくなく焦り、ある意味現実から逃げようとした結果が、今の「子供3人を持つ30歳無職な父」という現実です。 私はようやく、自分の病気、そして失敗と正面から向き合う覚悟ができました。
③ どん底の今、私が出した「答え」
現在も、焦りや不安は当たり前にものすごくあります。 しかし、もう同じ過ちは繰り返したくありません。
実は最近、またじっとしていれなくなり、再び転職サイトに登録しました。 ただ、前回と決定的に違うのは、「自分のうつ病の経歴や、現在の不安な状況」を、最初からすべて転職エージェントに正直に相談したことです。
じっくり話を聞いてくれたエージェントは、私にこう言ってくれました。

「まずは焦らず体調をしっかり治すことを最優先にしましょう。焦って変な会社に入るより、良い環境をじっくり見極めて転職する方が、結果的に一番の近道になりますから。まずは、取りあえずはこうやって相談をして下さるだけでもいいんです。」
本当に心がすっと軽くなりました。
決して営業をしたいわけではないのですが、もし、今「他の会社はどんな感じなのか」「仕事がつらい」「会社を辞めたいけれど次が不安」と一人で焦っているなら、まずはプロのエージェントに現状の苦しみをそのまま吐き出してみてください。
転職エージェントさんに相談したからといって絶対に転職しないといけないわけではありませんし、もっと皆気軽に相談するべきだと思います。(私の担当のエージェントさんが言ってました)
私のように聞く耳を持たないのではなく、彼らの客観的なアドバイスに耳を傾けるだけで、未来は絶対に変わります。
4.30歳無職・人生のどん底の今、僕は何を思う
3人の子供がいながら、30歳で無職。とにかく不安だらけです。貯金を切り崩して生きる日々になっています。
親は理解してくれないのが分かっているので相談していません。 出世したり、バリバリ頑張っている友人を見ると自分が益々情けなくなるので、友達にも相談出来ていません。
「なぜこうなってしまったのか。こんなはずではなかったのに。妻にも子供にも本当に申し訳ない。」 毎日こんな感情に押しつぶされそうになります。
しかし、いつまでも立ち止まっているわけにいかないのは分かっています。 改めて自分自身と向き合い、家族を支えていける存在になれるよう進んでいきたいです。
これからのこと
このブログでは、僕が”人生のどん底”から抜け出していくリアルな日常を発信していきたいと思います。仕事のことや、病気のこと、趣味のこと等、等身大で綴っていこうと思います。
もし、今何かで、苦しんでいる方がいれば、「あなたは一人じゃない」ということだけでも伝えられたら嬉しいです。


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